「大阪」というのは全国的に見ても治安がお世辞にも良いとは言えない地域ですので、お住まいの戸締りに使用する鍵も他所の地域と比べて、より防犯性能の高い物を使用する必要があります。
今年もそろそろ進学や就職などで、全国各地から大阪に引っ越してこられる方々が大変増えてくると思いますが、住まいとして利用する賃貸マンションやアパートの鍵は、そのまま不動産会社から渡された物を使用するのではなく、より防犯性能を高めるための色々な工夫をされる事が非常に重要です。
まず賃貸物件に不法侵入する際に、多くの空き巣犯が最も多く用いる手口が「サムターン回し」なので、コレを防ぐための対策は絶対に必要不可欠です。
なおコレは玄関ドアの郵便受けからL字型の鉄棒などを差し入れて、棒の先端をサムターンに引っ掛けて開錠させるという極めて原始的なやり方です。
しかもこの方法の厄介なところは、誰でも特別な訓練などしなくても簡単に行える上にドアや鍵を破壊する必要も無いので大変気付かれにくく、入居者自身が空き巣に入られている事を把握し辛いといった怖さがあります。
ただこの手口はサムターンの周りにカバーを取り付けてやれば簡単に防ぐ事ができるので、賃貸物件に入居した際には早急にカバーを取り付けるようにした方が良いでしょう。
また比較的家賃が安価な賃貸物件などにおいては、入居者が変わっても錠前を新しい物に交換したりせずに、ずっと同じ物を使用し続けているケースも結構あったりしますので注意が必要です。
退去する前にスペアキーを作っておきさえすれば、前の入居者が何時でも貴方の部屋に侵入できる状態にある訳ですから、そのままの状態で住み続けるというのは防犯上大変危険性が高いです。
そういった場合は事前に不動産会社さんに連絡を入れて許可を取って、自分で新しくもう一個別の鍵を取り付けた方が良いでしょう。
一般的に空き巣犯は侵入に5分以上かかってしまうと諦めるといったデータも出ていますので、鍵の数を増やすというのは最も有効な空き巣対策と言えます。
大阪に住むのであれば、空き巣対策は不可欠
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